七段飾りを一例としてご紹介いたします。

一番上の段には、男雛・女雛を飾ります。

向かって左側が男雛・右側が女雛を飾ります。

上から二段目は、三人官女を飾ります。

三人官女は、両側が立つ場合と、真ん中が立つ場合の二種類があります。

座っている官女が一人ならそれを真ん中に置き、立っている官女が

一人ならそれを真ん中に置きます。手に持たせる道具は、真ん中が三方・向かって左側が長柄銚子・向かって右側が提子を持たせて、その間に高坏を置きます。

上から三段目には、五人囃子を置きます。

向かって左側から太鼓・大皮鼓・小鼓・笛・謡い手の順に置きます。

上から四段目には、左大臣・右大臣を置きます。

上から5段目には、仕丁を置きます。

沓台を持っているのが真ん中・台笠が向かって左側・立笠が向かって右側に持たせます。

上から六・七段目は、食器タンス・お化粧道具・お駕籠・御所車を置きます。

上記の通りに設置して完成となります。